
今日の画像は毎週日曜に静岡新聞におまけして配布される子供向け新聞のYOMOっと静岡9月20日版です。無事に自民党総裁選で菅さんが圧勝し、菅総理大臣が誕生しましたね。安倍前総理の下で官房長官を務めてきた菅総理なので、安倍政権の政策を継承し、そつなく国を治めてくれると期待できます。もし、石破さんが総理になっていたら、金の相場が2、3割下がったのじゃないかと、ちょっと心配していました^^;
なぜわたしが、石破さんが総理になると金の相場が下がる可能性があったと考えたかというと、円高になると考えたからです。
金の相場というものは、世界が安定すると下がるものなのですが、国際的に取引されている品なので、ガソリンなどと同様に為替の影響も受け、国際的な金の相場が変わらなくても、円高になると国内の金相場は下がり、円安になると上がるのです。今、金のドル建ての相場は1900ドルちょっと、円建ては7000円ちょっとくらいが目安ですが、実は2011年にもドル建てで1900ドルになった事がありました。その時の円建ての相場は5000円弱。海外の金相場は今と同じなのに、国内の金相場は3割も違う。この差が為替の差です。今は1ドル105円程度ですが、この時は1ドル76円。円が今より3割ほど高かったのです。
石破さんは、防衛大臣や地方創生大臣などの大臣経験がある大物議員ですが、経済・外交の場での活躍はなく、その方面の発言は控えめです。控えめどころか、中国や韓国に遠慮するような発言が見受けられます。隣国なので、大切にしたいという気持ちはわからないではないですが、かつて民主党政権時代に中国や韓国に忖度して痛い目にあった経験があります。特に、リーマンショックで世界中の景気がおかしくなっている時に、民主党政権は他国に配慮したせいか、金融緩和政策を行わず、円高を放置した。その結果、1ドル70円台という異常な円高になり、日本の輸出産業は大打撃を受け、株価は暴落しました。一方でウォン安政策をとった韓国は円高に苦しむ日本を尻目に輸出を伸ばしたのです。民主党政権、特に鳩山元総理は、類稀なる善人でした。善人でありすぎるが故に、生き馬の目を抜く国際競争の中で、あえて貧乏くじを引くような政策をとってしまった。石破さんは、鳩山元総理ほど善人ではないでしょうが、旧民主党議員たちからの支持が厚く、旧民主党政権のように他国に配慮した政策をとる可能性が高かった。もしそうなれば、1ドル70円台の悪夢が再び現実になり、金相場も2、3割下がっただろうと考えたのです。
日本の総裁選は、波乱なく終わりましたが、アメリカの大統領選はどうでしょうね?アメリカの大統領選の結果次第で、金相場はまた2、3割変わる可能性があるので、注目です。また、日本でも総選挙が噂されています。今の野党支持率を見る限りでは、波乱はなさそうですが、もし今の自公政権に陰りが見えるような結果になれば、相場も動くかもしれません。こちらも併せて注目していきましょう。
ここから余談ですが、2、3割ってすごく大きいですよね。他店のチラシとか見ていると、買取金額20%アップとか見かけますが、うちの買取で20%もアップしたら、赤字になってしまいます。例えば、12万円くらいで売れる品物を査定する時、うちだったら2割くらい利益が欲しいから96000円で買取したいけど、キリが悪いから10万円という査定を出します。じゃあ、そこから20%アップしたら12万。12万円で売れる品を12万円で買取したら儲けは0円で、人件費等の分だけ赤字になっちゃいます。20%アップなんてしてたら、普通のお店なら潰れると思うのですが、年がら年中買取金額20%アップとかしているお店はどんな買取をしているのでしょうね?本当に赤字覚悟で20%アップしている?20%アップしているけど元々安く買い叩いているので20%アップしても利益がある?そもそも20%アップのうたい文句だけで20%アップしていない?世の中には、毎日見せかけの閉店セールをしているお店もあるらしいので、見せかけだけの買取アップしているお店もあるかもしれません。ご注意ください。