過去30年間の金相場の推移

過去30年間の金相場の推移予想した通り、金相場は下降してきていますね。国際相場が1400ドル以下になったので割安感がでたのか少し買い戻す動きも見られますが、売り時を逃した人たちはある程度の金額に戻ったら売ろうと手ぐすね引いて待っているはずなので、ちょっと回復したらまた急落というのを繰り返しながら、どんどん下がっていく可能性が高いと思います。
幸い円安が進んで1ドル100円近くにもなっているので、国内の金価格は高い水準を保てていますが、国際相場がこれだけ下がっている状況で円高になってしまうと目も当てられなくなりますので、貴金属を手放されるのであればお早目がよいかと思います。

今回、用意したグラフは1982年から2012年までの国内の金価格の年平均の推移を表しています。何度かお話してきたように、1980年に国内の金価格は今より高くなりました。これは、当時1ドル=230円という今では考えられない円安やオイルショックなど様々な要因が重なったためです。このグラフを見ていただけばお解かりいただけるように、1982年にはすでに大きく金価格は下がっていて、現在より低い数字になっています。その後、やや値上りする年もありますが、概ね下降を続け、金価格は1982年の時の約1/3になる2000年ころまで下降が続きます。

この30年間が示しているように、金相場というものは一度下がりだすとどんどん下がり続ける可能性があります。金は安定した資産ではありますが、それで買物ができるわけでもないですし、持っているだけで利益がうまれるわけでもありません。となれば金価格が下がるなら金を持ち続けるよりキャッシュにしたり、株などに投資しようという動きが次々と出てくるのは当然ですよね。

今はまだ、金はもう少し上がるだろうと買う人もいるようなので、一日一日の動きをみると、金相場が上がる日もあるとはいえ、一時期にあったような勢いは感じられません。テロがあったり、ミサイル発射がどうとかいっていたりして、社会不安の種は尽きないので、何かのきっかけで急にまた高騰する可能性も無きにしも非ずですが、気がついた時には金相場が今の1/3くらいになってた、なんて事もありうるので、ぜひ今のまだ高いうちに当店にご相談ください。


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