硬貨の入金手数料

お宝本舗根上り松店ではお金の買取を行っています。江戸時代の小判や国内外の金貨・銀貨、明治時代の紙幣などの昔のお金はもちろん、昭和時代の稲穂や鳳凰の100円玉、平成・令和時代の記念硬貨など、様々なお金を買取できます。いつの時代のものかわからないお品でも、お調べいたしますので、お気軽に当店にお越しください。

さて、今月から新しい500円玉が始まりました。デザインは今まで通りの桐の花ですが、外側に黄銅、中心部分に白銅と複数の金属を使った硬貨になります。ヨーロッパの1ユーロ、2ユーロ貨や日本の地方自治法施行60周年記念500円硬貨などでも使われている技術ですが、外側と中心部で色が違うので初めて見ると驚くかもしれません。

新しい500円玉が発行されても、古い500円玉が使えなくなるわけではありません。今まで通り500円として使用できるので安心してください。古い500円玉だけじゃなく、日本では戦後に発行されたお金は昭和23年から25年1円玉と、1円未満の硬貨・紙幣以外は全て使用できます。聖徳太子の1万円札とか、今の500円玉くらいの大きさの50円玉とか、様々な記念硬貨たちも法律上はお金として通用します。もっとも、若い店員さんとかは知らなくて手間取る事もあるので、銀行に行くのが間違いないです。ただ銀行で両替を頼むと手数料が発生するかもしれないので、銀行窓口で通帳に入金される事をおススメします。

こうした古いデザインのお金や、記念硬貨の価値が高くなると思って残している方も多いですが、記念硬貨などの多くは発行枚数が多すぎて、希少価値よりも現金としての価値の方が高いのが現状です。コインを集めるブームが起きるか、100年単位で時間が経たないと高くなることはないでしょう。記念として手元に残したい品以外は手放された方が良いかと思います。昭和32年から41年の100円銀貨や昭和39年の東京オリンピック記念の銀貨、昭和や平成時代に発行された記念金貨、最近の色の付いたカラーコイン、発行枚数が極端に少ない特年の硬貨、珍番の紙幣などは額面よりも高くなります。もしお持ちでしたら、ぜひ当店にお譲りください。

当店では、額面より高くならない記念硬貨や古いお金も、額面で買取いたしておりました。せっかくお越しいただいたのに銀行に行ってくださいとたらい回しにするのは申し訳なかったですし、どのみち仕事で定期的に銀行に行くので当店の利益にはならないですがサービスで両替していました。しかし、来年から郵便局は大量の硬貨を入金する時には手数料をとるようになります。今でも一部の銀行では硬貨の入金手数料をとるので、静岡銀行や浜松磐田信用金庫でも遠からず手数料を取るようになると思われます。そうなると、当店も両替するたびに赤字になるので、額面より高くならない記念硬貨や古いお金の買取ができなくなります。今ならまだ両替はいたしますが、突然サービス終了するかもしれませんので、ご了承ください。


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