まだまだ売り時

まだまだ売り時先日、遅まきながら3回目のワクチン接種してきました。おかげで、まだ体が少しだるいですが、仕事に支障が出る程ではないので、今日も元気に営業しております。新型コロナに慣れ過ぎて対応がなおざりになってしまいそうになりますが、ワクチン接種と基本的なマスク・手洗い等は必要不可欠だと思いますので、気を引き締めて新型コロナ対策を続けていきましょう!

さて、先月からお伝えしてきたように、過去最高水準に達した金相場はピークを越えて下がりつつあります。依然として1gあたり8000円以上の超高水準を保っていますが、いつまでこの水準を保てるか予想が難しいところです。ドル建ての金相場は1オンスあたり1824ドルにまで下がってしまったので、再び1900ドルを越えるのは難しいのではないかと思います。コロナ禍とロシアのウクライナ侵攻という大きな災厄が重なったからこその1900ドル越えでしたので、それ以上の何かが起こらない限り、今より高くなる見込みはないとわたしは考えています。まあ、コロナも戦争もまだ長引きそうなのでどうなるかわかりませんが、このままじわじわと金相場は下がっていきそうな雰囲気です。為替も、1ドル130円より大きく安くなることもなく130円前後で推移しているため、ドル建ての金相場が下がれば、国内の金相場も下がっていく事になるでしょう。

金が変動相場になって約50年。その50年間で1800ドルを越えたのはアメリカがリーマンショックから立ち直るためにジャンジャン金融緩和していた2011年と、コロナ禍の2020年、2021年、2022年の4年だけです。そして、2011年は極端に円高だったため、国内の金相場は5000円にも達していませんでした。また、この50年間で6000円を越えたのは円がまだ非常に安かった1980年とコロナ禍の2020年、2021年、2022年の4年だけです。
おそらく、金相場はじきに8000円を割ると思いますが、それでも長い金相場の歴史の中では極めて高いと言える水準です。そして、コロナ禍やウクライナ侵攻が落ち着き、本格的に金相場が下がれば、数十年はこれほど高い水準になる事はないと思います。今の売り時を逃すと、数十年後悔する事になりかねないので、ご不要な貴金属をお持ちの方は、お早めに当店にご相談ください。


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