北京オリンピックも無事に今日で閉会式を迎えます。コロナ禍での開催となりましたが、日本選手勢の活躍は、コロナ禍の鬱憤を晴らしてくれるような勢いで素晴らしいものでした。選手の皆様、大変お疲れ様でした。
そんな平和の祭典の最中に、ロシアが不穏な動きを見せて、世界の緊張は高まっています。そのおかげと言うのも変な話ですが、金相場がじわじわと上がってきています。金相場はまさしく世界の平和を表すバロメーターで、相場が高ければ高いほど、世界が平和から遠ざかっているのがよくわかります。
もしロシアがウクライナに侵攻すれば、世界中の国々がロシアを批判する事になるでしょう。しかし、それでもロシアを止める事ができなければ世界の平和は一気に崩れる事になります。イギリスのジョンソン首相が指摘するように、侵略が得だと判断されるようになれば、ロシアだけでなく中国も実力行使に走り、台湾や沖縄が狙われる事になりかねません。今後の、ロシアや中国の動きに注目していきましょう。