大統領選挙目前。金を売るなら選挙前が得か?

いよいよ10月も終わり、アメリカの大統領選挙が目前となりました。以前よりお伝えしていたように、新型コロナの影響と米中対立によって、金相場は歴史上もっとも高くなっています。しかし、中国に非常に近しい立場のバイデン氏が大統領になれば、米中対立が緩和され金相場は大きく下がる事が予想されます。アメリカのマスコミなどではバイデン氏が有利と報道されているので、新大統領誕生&金相場の下落を予想してか、じわじわと金は売られてきており、金相場も少しずつ下がって、1900ドルを切るようになってきました。実際に大統領選挙の結果が出たら、より大きく金相場が動く可能性がありますので、売ろうかどうか迷われている方は、大統領選挙前に急がれた方がよろしいかと思います。ぜひ当店にご相談ください。

もちろん、トランプ大統領が再選する可能性もあります。このところ、バイデン氏やその息子の悪い噂が表面化してきており、大統領として相応しいか疑問視する声も大きくなってきています。トランプ大統領は嫌いだけど、バイデン氏も信用できない。そう思う人たちがどちらに投票するかによって、選挙結果が変わってくるので、まだまだわかりません。とはいえ、トランプ大統領が再選したからと言って、既にかなり高い金相場が更に高くなるかは疑問です。噂されているように、バイデン氏や黒人の暴動の背後に中国の暗躍があるのであれば、米中対立はより深まる事になりますが、コロナの再流行の兆しもありますし、当面は中国への制裁よりもコロナ対策に追われる事でしょう。コロナ対策の金融緩和は金相場を押し上げる要因になりますが、米中対立が一時棚上げされるのであれば、現状より更に高くなって2000ドルを越えていくのは難しいのではないかとわたしは予想します。再び2000ドルを越えるのは、米中戦争が現実味を帯びる時でしょう。どんなに日本やアメリカが平和を求めても、中国が拡張主義を変えない限り、いつかその日が来てしまうとは思いますが、個人的にはその日ができるだけ遠い事を願います。


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