アメリカが利下げ

トランプさんが大統領になってから、金の相場は読みにくくなってしまいました。本来であれば、好景気が続くアメリカは金利を次第に引き上げ、ドルの価値が高まるのに従って、金の価値が下がっていくはずでした。しかし、トランプ大統領は北朝鮮を挑発し、イラン核合意から離脱し、中国と貿易戦争を引き起こし、事あるごとに、世界の平和と経済を危うくしかねない行動をとって、その度に下がりつつある金相場を引き上げてきました。今度は、アメリカの政策金利を引き下げるように働きかけ、更に金相場が上がる可能性が出てきました。東京オリンピックの頃には、金相場が大きく下がっているだろうと予想してしていましたが、考えを改めなければならなさそうです。トランプ大統領の動きが想定外すぎたとはいえ、予想を外してすみません。

今日明日のFOMC(連邦公開市場委員会)で正式にアメリカの利下げが決定します。アメリカの利下げはドルの価値が下がる事につながるので、相対的に金の価値が高まる事になります。もっとも、ドルの価値が下がれば、円高になり、円高になれば国内の金の価格は下がる事になるので、国内の金の価格はほぼ横ばいでしょうが、ドル建ての金相場がどう動くかは注目していく必要がありそうです。しかし、こうやってアメリカが利下げに踏み切るなら、日本は消費増税を多少先送りしても良かったかもしれませんね。トランプ大統領が好き放題する中で、日本だけが馬鹿正直に約束にこだわって、一人負けにならないよう、日本の政治家や日銀には頑張ってもらいたいです。


同じカテゴリー(金相場)の記事
4月のお休みのご案内
4月のお休みのご案内(2024-04-05 16:52)

新年のご挨拶
新年のご挨拶(2024-01-04 11:04)

為替の変動に注意
為替の変動に注意(2023-12-14 14:36)

弱り目に祟り目
弱り目に祟り目(2023-09-12 16:58)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
アメリカが利下げ
    コメント(0)