先週、イギリスのEU離脱についてブログ更新したつもりが、下書きのままになってしまっていました^^;
イギリスの問題は金相場にも大きく影響を与える事になるので、よろしければ
先週の記事をご覧ください。来週はアメリカの雇用統計待ちで金相場の動きは鈍くなると思います。テレビで金相場が上がっているかのような報道がありますが、基本的にイギリス関係の問題で金相場が多少上がったとしても、同時に起こる円高によって相殺される感じになります。重要なのは、アメリカの利上げがどのように進められていくか?ドルの価値がどのように動くか?ですので、アメリカの景気次第では金相場が下がっていく事も考えられます。ご注意ください。
さて、イギリスでは政治が大荒れ模様ですが、日本でも参議院選挙が目前となりました。イギリスの国民投票はぎりぎりまで結果が分かりませんでしたが、今回の参議院選挙は結果が目に見えるようですね。まあ、自分の一票くらいで結果が変わらないからと、選挙に行かない人も多いようですが、国民が直接政治に関われるのは、このような選挙の時だけですから、せっかくの国民の権利を行使しましょう。
今回の選挙から選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられました。これからの日本を背負う若い世代が、より多く政治に参加できるようになった意味は非常に大きいと思います。先のイギリスの国民投票では、若い世代は残留が多く、高齢者では離脱が多く、世代間で大きく意見の差があったそうです。結果は高齢者の多くが望む離脱になってしまったことに、多くの若者が不安と失望を感じているのだとか・・・EU離脱でイギリスがうけるデメリットは大きく、そのデメリットを乗り越えなければならないのは若い世代です。もちろん、残留にもデメリットがあるのですが、どちらにせよデメリットがあるのなら、どちらが良いか自分たちで選びたい。若者たちがそう思うのも無理はありません。イギリスの国民投票で、投票しなかった若者たちが、もうあと数パーセント投票に行っていれば、結果は違っていたかもしれません。そんな後悔をしないためにも、若者は投票に行くべきだと思います。
もちろん、ただ投票すれば良いというわけではありません。明確な意思でもって選択する事が重要です。やはり若者は高齢者に比べて知識と経験が少ない分、誤り易いという危険性があります。特に、近年はインターネットの発達によって、簡単に多くの情報に触れる事ができるようになりました。それがかえって、情報に振り回される結果になっています。人間というものは、自分が信じたいものを信じる傾向があります。インターネットでたくさんの情報に触れた時に、無意識に取捨選択してしまって、自分の耳に心地よい情報ばかり選んでしまいがちです。だからこそSEALDsに参加する若者たちのように、自分たちの過ちに気付けずに過激な方向に進んでしまう人がでてきてしまいます。良い意見にも悪い意見にも耳を傾け、自分自身の判断で投票してきてください。