お宝本舗

あけましておめでとうございます。お宝本舗根上り松店は１月５日から2016年の営業を開始いたしますので、本年もよろしくお願いいたします。

今年の初詣は井伊谷宮に行ってきました。私事で恐縮ですが、妻が聖隷三方原病院に入院しているので三方原から近い井伊谷宮で病気平癒の御守りを頂いてきました。まだ新年を迎えたばかりだと言うのに、来年の話をしては、鬼に大笑いされるかもしれませんが、来年のNHK大河ドラマ｢おんな城主 直虎｣はここ浜松が舞台で、主人公の井伊直虎はこの井伊谷宮の隣にある龍潭寺に眠っています。この大河ドラマを機会に浜松への観光客が増えるといいですね。

不勉強で知らなかったのですが、戦国時代に徳川四天王として名高い井伊直政は浜松出身だったのですね。井伊直政って言われると、つい彦根城の方を連想してしまいます。井伊家の歴史は平安時代にまで遡り、500年余りに渡って井伊谷周辺を治めていた名家でした。戦国時代に今川義元の配下になりましたが、桶狭間で義元が討たれた後に、家康側に寝返られるのを怖れた今川氏によって当主の井伊直親を謀殺され、滅亡の危機に瀕します。そんな中で先代の娘で出家していた直虎が還俗して家督を継ぎ、直親の子を養子にします。この子が後に家康に仕える井伊直政でした。

井伊直虎の生涯は、争いの絶えない戦国時代にあっても苛酷なものだったようです。大河ドラマが楽しみですが、井伊直虎の生涯を描いた小説もあるので、興味がある方はぜひお読みください。高殿円『剣と紅』文春文庫。小説としてはもちろん面白いですが、浜松の人なら馴染みのある地名が色々と登場するので、そういった意味でも面白いですよ。

新年早々に与太話ばかりですみません^^;
今年もこんな感じですが、よろしくお願いいたします。