花博が好評開催中ですが、花博に限らず春になったためにあちこちで花が咲いているのを見る事ができます。当店でもオープンの時にいただいた胡蝶蘭が今年も花を咲かせてくれました。なんだかめでたい雰囲気ですね。来年も再来年も、この調子で花を咲かせ続けて欲しいです^^
さて、今日はイースターです。キリスト教におけるもっとも重要な祭日の一つで、キリストの復活を記念する日になります。キリスト教徒が多いヨーロッパの国々ではこのイースターはもちろん前後の日も休日になるそうです。変わっていることにこのイースターは日にちが決まっていません。その年の春分の後の最初の満月の次の日曜日になるため、今年は4月20日でしたが、来年はまた違う日になります。
イースターがこの春という季節に行われるのは不思議な偶然ですよね。寒い冬が明け花開くこの季節は復活のイメージにぴったりで、実際に様々な神話で春と復活が結び付いた逸話が見られます。イースターはキリストが処刑されて3日後に復活した事のお祝いの日で、たまたまキリストが4月に処刑されたからイースターも春になったので、もしキリストが夏の盛りに処刑されていたら、イースターも夏になっていたかもしれません。
もっとも、地球の北半球では4月は春でも、南半球では秋なので、あまり季節感云々というのは意味がないかもしれませんね。ブラジルでは12月の夏真っ盛りにクリスマスを祝うわけですから、日本では厳かな雰囲気のクリスマスも、ブラジルはサンバのリズムで迎えるのです。イースターにわたしが重ねて描く復活のイメージも、日本がたまたま4月が春だからなのかもしれません^^;
何にせよ、めでたい祝日であります。何の偶然か大安ですし、また全く私事で恐縮ですが、4月20日はわたしの結婚記念日でもあります^^