連接バス

連接バス連接バスというバスがあるのをご存じでしょうか?二台のバスがくっついているかのようなとても長い車体のバスです。およそ全長18mもありますが、連接している蛇腹になっている部分が折れ曲がるので、曲がり角や交差点などでも難なく通ることができるのです。その広い車体を活かして、一度に100人以上の人を運ぶことができるため、東京や神奈川、千葉など人口の多い地域で導入されている事が多いようです。

うちの子が乗り物好きで、乗り物の絵本だとか、動画だとかを好んで見るのですが、その中でこの連接バスも紹介されている事もあり、乗ってみたい乗りたいとしきりに言っていました。とはいえ、そんな都会に出かける用事もないですし、わざわざバスに乗るために行くのもバカバカしいので、のらりくらりとかわしてきたのですが、わたしの故郷の三重県で連接バスが3台も走っていると知り、さっそく乗りに行ってみました。

ちなみに三重県を走る連接バスのうち一台は三岐鉄道が所有していて、近鉄四日市駅や近鉄富田駅から世界最大級のフラッシュメモリ工場であるキオクシア四日市工場や四日市大学を結ぶ通勤・通学用のバスっぽいので、残り二台が走る三重県伊勢市に行ってきました。三重交通が保有するこの二台の連接バスは、伊勢神宮の内宮と外宮とその近くの近鉄伊勢市駅や近鉄五十鈴川駅を結んでいて、伊勢神宮の参拝客などに利用されています。最近、嫌なこと続きだったので、厄払いもかねてお伊勢参りです。

伊勢市内を走る連接バスは神都ライナーと呼ばれています。おおむね平日は1時間に1本、土日は1時間に2本の頻度で、内宮から外宮を経て内宮に帰るルートを回っています。料金は内宮から外宮までの片道で470円。一周乗り続けるような料金設定はされていないので、一周乗り続けたい人もいったん外宮で降りる必要があるそうです。乗車時間は片道20分程度です。土日であれば途中でもう一台の連接バスとすれ違うので、連接バス目的で行くのであれば土日がおススメですね。ちなみに一台は三重交通らしい深い緑色のバスですが、もう一台は今日の画像にあるようにキオクシアのラッピングバスで鉄腕アトムやジャングル大帝など手塚治虫の漫画キャラ達が描かれています。

コロナ禍や父の喪もあって久ぶりの伊勢参りでしたが、赤福氷を食べたりもして楽しんできました^^


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