最近、料理を作るのが趣味でして、行った事もない外国の料理とかを、インターネットでレシピを調べて挑戦したりしています。この前は、ドラマ化もされた名作漫画『孤独のグルメ』に登場したペルー料理を作ってみようと、ロモサルタードという料理のレシピを調べて作ってみました。
ロモサルタードはペルーの伝統的な料理で、牛肉と玉ねぎやパプリカなどの野菜を炒め、醤油や酢で味付けをして、ご飯やフライドポテトにかけて食べる料理です。ロモは「ロース肉」サルタードは「炒める」という意味だそうで、本来は牛肉を使用するそうですが、孤独のグルメの中に登場したロモサルタードでは豚肉を使っていたので、わたしもそれに習って豚肉で作ってみました。ペルーという日本から遠く離れた異国の料理ですが、醤油を使っている事もあり、非常に日本人好みの美味しい味になりました。ペルーには古くから日本や中国からの移民が多く、このロモサルタードも中華料理の影響を受けているのだとか。
さて、今日の画像は1973年にペルーで発行された、日本・ペルー修好100周年記念100ソル銀貨です。ペルーは日本が中南米で最も早く国交を樹立した国で、1873年(明治6年)に日秘修好通商航海条約が結ばれました。以降、多くの日本人がペルーに移住し、第二次世界大戦中には不幸もあったようですが、概ね良好な関係が続き、今年で国交150周年を迎える事になります。
その国交150周年を知ってか知らでか、牛丼屋チェーンの松屋さんでこのロモサルタードが販売されました。お肉は豚肉で、ポン酢を使ったりクミンを効かせたりと、より日本人の口に合うようにアレンジされているので、本来のロモサルタードとはちょっと違うようですが、かなり美味しかったですよ。料金は790円~1090円(お肉の量で値段が違う)で牛丼屋さんにしては高めな感じもしますが、ちょっと高くなってもお肉多めに頼むのがおススメです。ぜひ一度お試しあれ。