お宝本舗

年が明けて成人の日の三連休も終わり、ようやく日常生活が再開した感じですね。当店も1月6日から営業していましたが、7日は土曜日で根上り松店の定休日、8日は日曜日で三方原店の定休日だったので、お正月休みを引きずって、ブログの更新をさぼっていました。今年もよろしくお願いいたします。

さて、年末年始では大きな相場の変動もなく、金価格の高水準は維持されています。去年の異常な円安は終わってしまい、国内の金価格にも影響が出るかと心配していましたが、その分は金相場自体が少し上がって相殺されているような感じになっています。やはり、基本的にはドルの価値が上がれば金も円も安くなり、ドルが下がれば金も円も高くなるので、少々の為替の変動くらいなら金相場の変動で吸収されてしまって、国内の金価格には大きな影響を与えないようです。ロシアが起こした戦争によって、世界中のドル需要が高まり、一時は異常な円安を招きましたが、日本の価値や実力を考えれば、今くらいの為替が妥当という事なのでしょう。ウクライナとロシアとの戦争が終わるまで、この金価格の高水準は維持されると思われます。逆に言えば、戦争が終われば金相場は下がる可能性が高いので、使っていない貴金属製品をお持ちの方は、金の高騰が終わる前にぜひ当店にご相談ください。



ちょっと愚痴を少し。政治の話になるので興味の無い方はスルーしてください。
異常な円安が続いていた時に、野党はしきりに政府を責め立てていましたが、野党議員たちは本気であの円安が続くと思っていたのでしょうか？確かに異常な勢いで円安が進んでいきましたが、それだけで円安が止まりそうにないと思い込むだなんて、あまりにも庶民的すぎる。野党議員たちは庶民感覚を大切にしている様子ですが、庶民感覚で政治をして良いのであれば、国会議員なんて必要ありませんよ。直接民主主義にしたらいい。専門的な知識や高い知性を持つ人たちの手に政治をゆだねるために議員を選出しているのです。庶民の感想レベルの意見しか言えない議員は議論の邪魔にしかなりません。

今も防衛費の増額や、そのための増税についてしきりに議論されていますが、増税が嫌なのも、平和が良いのも、庶民感覚からすれば当たり前の事です。しかし、どんなに希っていても守るための力がなければ踏み躙られるのが平和です。政治家ならば、平和が良いと望むだけでなく、その平和を維持するために何をするべきかを考え、実行していかなければなりません。そのための防衛費の増額であり増税なのに、増額反対、増税反対と庶民感覚を振りかざしていては議論が成り立たない。野党議員の皆様、どうかお願いですから国会に庶民感覚を持ち込まないでください。政治のプロとしての矜持をもってください。庶民の味方を気取って庶民感覚を持ち出す度に、国会が停滞してしまい、庶民が苦しむ事になるのですから。