三度目の緊急事態宣言が出されて不安を感じる方も多いかと思いますが、わたしはそれほど心配していません。テレビのニュースでは、いろいろと不安を煽る報道が続いていますが、感染しやすい状況は明確になっていますし、それを避ければクラスターの発生を防げる事もわかってきています。商業施設など様々な場所で、感染対策が行われていますし、当店も手指の消毒液を用意したり、定期的に換気をしたり、「光触媒スプレー」とかいう消毒用のスプレーで店内の除菌を行っています。どういう仕組みかよくわかりませんが、日光や蛍光灯の光が当たると殺菌作用を起こしてくれる優れものです。
感染が広がっているので、思わぬところでコロナに罹る可能性はありますが、マスクや手指の消毒を徹底すれば、その可能性も大きく下げる事ができるのです。本来であれば、そういった当たり前の対策が大切な事や、慣れから気の緩みを出さないように注意喚起するのがマスコミの仕事だと思うのですが、テレビのニュースは、感染者が増えたとか、医療が逼迫しているとか、感染力の強い変異株が増えているとか、不安を煽る事しか言わない。子供の頃に、テレビばかり見てると馬鹿になると、親に叱られた事がありましたが、本当にそうだと思いますね。
去年も、ゴールデンウィーク前に緊急事態宣言が出されましたが、ゴールデンウィークでの人の動きを抑制した結果、コロナの拡大はかなり抑えられました。その後、季節的なものもあって一時は終息したかと思うくらい感染者が減りました。おそらく今年も、バカ騒ぎをしてウイルスを撒き散らす人が出なければ、これから夏に向けて感染者は減っていくと思います。そして、ワクチンの接種もどんどん進んで行きます。そうすれば、来年には皆が笑って新年を迎えられると思います。楽観するのは危険かもしれませんが、もう少しの辛抱だと思いますよ。緊急事態宣言が出されたからと言って、身構えたりせずに、一人ひとりが今まで通りのコロナ対策を徹底して、この難所を乗り越えていきましょう