解散総選挙

9月28日の臨時国会で、衆議院が解散され、10月に総選挙が行われることとなりました。衆議院の任期は4年なので、つぎの総選挙は来年の12月の予定でしたが、一年ちょっと前倒しされたことになります。テレビなんかは、森友学園問題、加計学園問題をうやむやにするためのモリカケ隠しだと言っていますが、本当にモリカケ隠しのための前倒しなのでしょうか?わたしは逆に、このモリカケ問題の是非を問う潔い解散じゃないかと思えます。選挙は、我々国民が直接政治に関われる貴重な機会です。国民が、野党が言うようにモリカケ問題は安倍総理や自民党の悪行だと思うのであれば、総理や自民党議員を落選させればいい。逆に、野党が印象操作をして安倍総理を悪者に仕立てようとしていると思うのであれば、総理や自民党議員に投票すればいい。国民の声を無視して、忖度だの何のと騒ぎ立てるよりも、選挙で国民の選択にゆだねる方が潔いではありませんか?

北朝鮮が怪しい動きをしているのに、選挙している場合じゃないという意見もありますが、そんな北朝鮮の動きを無視して、モリカケ問題で国会の貴重な時間を浪費したり、防衛大臣を辞任に追い込んだりしていた野党にそれを言う資格があるのでしょうか?それに、当然安倍総理はアメリカと連絡を取り合っているので、選挙期間中に大きな動きがないという確証があるでしょうし、万が一あったとしてもすぐ対応できる体制は用意してあるのでしょう。それに、今後も北朝鮮との緊張が続くようであれば、今のうちに自衛隊の立ち位置や憲法9条の在り方を、見直しておく必要があります。むしろ、選挙をするなら今のうちじゃないといけないのかもしれません。

小池都知事が率いる新党が準備を整える前に選挙をしたかったんじゃないかとも言われています。この思惑はあったんじゃないかとわたしも思います。2005年の郵政解散後の総選挙や、政権交代がおこった2009年の総選挙で、不自然な追い風に乗って若い未熟な議員が大量に生まれ、政治家の質が低下してしまいました。おそらく、十分な準備期間があれば小池都知事の希望の党の候補者も追い風をうけて多く当選する事になると思います。しかし、北朝鮮などの不穏な世界情勢、景気回復と増税との微妙なさじ加減、目前に迫った東京オリンピックなど、多くの困難を乗り越えなければならないこの時期に、新党ブームの政治ごっこに国会を荒らされるわけにはいきません。小池都知事にキャスティングボートを握られて、政治が混乱するのを防ぐためにも、今しか選挙の機会がなかったのだと思います。

突然の総選挙ですが、わたしたち国民が政治にかかわる貴重なチャンスです。モリカケ隠しだなんだという雑音に気を取られずに、候補者たちの声を聴き、自身の一票を託せる人を見つけてください。


同じカテゴリー(雑記)の記事
川勝知事
川勝知事(2024-04-03 14:33)

トケマッチ
トケマッチ(2024-02-14 13:06)

恵方巻と伝統
恵方巻と伝統(2024-02-05 17:31)

価値観の転換期
価値観の転換期(2024-02-02 12:12)

新年のご挨拶
新年のご挨拶(2024-01-04 11:04)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
解散総選挙
    コメント(0)