お宝本舗

偽水戸黄門、偽ウルトラマンなど有名人？には偽者がつきものです。ガンダムのプラモデルにもガンガルという似て非なるプラモデルがありました。ある意味、偽者が登場することが、有名人の証拠と言っても良いかと思います。そしてついにお宝本舗にも偽者が登場したようです。これで有名人？の仲間入りですかね。しかし、偽者の存在は漫画『北斗の拳』の主人公の偽者ジャギさまや、主人公の義兄トキの偽者アミバさまのように悪行を働き、本物にとっても周囲の人にとっても迷惑極まりないので、喜んではいられません。

ここ何年かの金の高騰に伴って、金を売ってくださいという訪問買取や電話営業がかなり増えています。押し売りならぬ押し買いとでも言うような強引な訪問買取や、しつこくて無礼な電話営業に悩まされる方が多いそうですが、お宝本舗ではそのような訪問買取、電話営業は一切行っておりません。もちろん、お客様からお問い合わせのお電話を頂きましたら取扱商品などのご案内は差し上げますし、ご依頼がありましたらお客様のご自宅までお伺いすることもございます。しかし、アポなしで突然押しかけたり電話したりなどすることは決してないのです。

それなのに時々お客様は、お宝本舗を名乗る人が自宅まで来たと仰います。詳しく話を聞くと、当店のチラシを持っていて「うちはこのように新聞チラシを出し、お店を構えて商売しているので怪しい者ではない」という感じの事を言っていたそうです。いや、自分で怪しい者ではないなんていうほど怪しい者はいませんよね。いかがわしい事をしている自覚があるから、別人を名乗ったり、怪しい者ではないと必死に否定するわけです。

わたしどものような古物商がお客様のお宅に伺って買取する場合は、行商という行為になるため、古物の営業許可証を携帯するか、顔写真付きの行商従業者証が必要となってきます。許可証あるいは従業者証を持たずに行商をすると古物営業法11条で違反で10万円以下の罰金になるので、怪しい訪問買取がきたら許可証の提示を求めると良いでしょう。

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