米朝首脳会談 その2

来月の米朝首脳会談で、東アジアの緊張が少し解けるかと期待していましたが、ちょっと風向きが怪しくなってきましたね。アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮が約束を破ったからと米朝首脳会談を中止にしました。どうも、北朝鮮が米朝首脳会談で少しでも有利な交渉をするために牽制したのがトランプ大統領の気に障ったようです。

ぶっちゃけた話、北朝鮮の金正恩政権が生き残るには、迅速かつ明確な非核化しかありません。北朝鮮は非核化を約束しておきながら、こっそりと核開発を続けてきた前科があります。今度も時間稼ぎの空約束を疑いざるを得ないので、今度こそは本当に核兵器をなくしましたと証明しなくては信用してもらえないのも当然です。ウソばかりついて、周辺の国々を騙してきたのですから自業自得でしょう。

トランプ大統領も戦争をしたいわけじゃないでしょうから、北朝鮮が変な駆け引きをせずに素直に交渉のテーブルに着くのなら、首脳会談は行われるはずです。しかし、北朝鮮で皇帝のようにふるまっていた金正恩委員長が素直に譲歩できるか不安です。もしトランプ大統領と金委員長のプライドがぶつかってこじれたら、東アジアの緊張が解けるどころか、一発即発の危機に陥ってしまいます。

緊張が高まって情勢が不安定になってくれた方が、金相場が高まって嬉しいのですが、もし本当にアメリカと北朝鮮との争いを止められなくなってしまえば、日本も巻き込まれて金相場の話をしている場合じゃなくなるかもしれませんよ。アメリカと北朝鮮の動きに注目していきましょう。


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